活動報告


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20241222日  いるとこもん -irutoCommom-

戸田市内の不登校当事者と支援者、親子2組・大人の参加5名、計9名の参加でした。

キッチンスタジオでの開催も回を重ね、初めて!余裕をもって片付け~施設職員さんのチェックができました。本来できて当たり前なのですが毎回バタバタとしてしまっていて、参加の子ども達をドキドキさせてしまっていました。
オーブンの能力が使ってみないと分からなかったり、挑戦してみた料理の調理時間と仕上がり具合がレシピと違ったりの色々な予想外を越えて、『その都度手が空いている人が片付けながら調理器具を使う』とか、「そろそろ片付けよう!」と時間を気にし合うとか、ちゃんと終わらせることを皆が自分事に考えて場を開けるようになったのかな?と思いました。 「みんなの場」という感じがあるのが、過ごしていて居心地がいいなと思います。

今回はキッチンスタジオのガスオーブンが大活躍!

鶏の丸焼き

クッキー2種

庭木のミカンを絞って生ジュース

一年でいちばん昼間が短い時期だけあって、終わってあいパルを出た時には辺りはすっかり夜でした。冬の夜が長い北欧では、冬至は太陽が再び力を取り戻す日として新年としたんだそうです。

一足早いですが、「よいお歳を!」とみんな笑顔で解散しました。

2024年9月7,8日  あいパル出店

スライム総量8リットル!

9月7日(土)・8日(日)に、日頃の活動でお世話になっている『上戸田地域交流センター』通称”あいパル” の9周年祭『あいパル9歳のお誕生日会』が開催されました。
老いと幼なのいるところ もお誕生日会をもりあげるため、昨年にひきつづきスライム屋台を「いるとこラボ」として出店しました。

ブースでは、月イチの居場所『いるとこもん』に遊びに来てくれる子ども達が作った、雑貨の販売もしました。

どうやったら手に取ってくれる?
子どもでも買いやすい値段は幾ら?
ポップはどうしたらいいかな?

などなど、色々な工夫をこらした成果が実りましたよ♡
頑張ったかいがあってよかったなぁと思いました。

スライムもたくさんお客さんが来てくれました。
「去年もきたー!」と言ってきてくれた子が結構たくさんいて、子ども達が面白がってくれる企画にできたのかな?と、準備に頑張った大人たちも嬉しくなりました!


スライム 人気!
楽しそう(笑)

いるとこもんのお姉さんがお手伝いに来てくれたよ!

いるとこもんキッズが作った雑貨も販売しました

最後はかごに入れて売り歩き、一応完売!

2024年7月28日  いるとこもん -irutoCommom-

戸田市内の不登校当事者、親子3組・大人の参加3名、計10名の参加でした。

初めて、キッチンスタジオでの開催でした。7月は28日が休日にあたり、いつもの多目的室が空いていなくて、やむなくちょっと室料が高いキッチンスタジオを借りたのですが…

広々しているし! お茶も淹れられるし! 目の前のテラスも気持ちがいい!
しかもですね、事前に申請しておけばアルコールもOKなんだそうです。知りませんでした!
今回はコーヒーだけでしたが、「そのうち保護者の慰労会的なこともしたいね」なんて話になりました。
ちょっと先の楽しみができました。

さて、今回のいるとこもんは、8月1日に控えた団体主催イベント アソビバン~居場所の『番人』大集合~の事前準備会も兼ねていました。”老いと幼なのいるところ” 会員の皆さんには、イベント当日の展示パネル製作のお手伝いをお願いしました。

イベント運営に協力してくれている東桜子さん(元日野市教育委員)も、颯爽と日野市から応援に来てくれて、イベント進行の打合せ。そして、イベントで上映する『夢みる小学校-完結編-』の試写も行いました。

その間の子ども達は、
キッチンスタジオはテーブルが大きいので、工作をしたり、お弁当を食べたり、映画を眺めたり… それぞれに楽しんでくれたようです。ごめんね、今回はちょっと遊びの準備まで手が回りませんでした💦

と思ったら、今回子どもさんの持ち込み企画が一つありました!
題して「現役不登校生のおしゃべり保健室」だそうです。不登校で不安な子どもさんや親御さんとおしゃべりして、不安を消してあげたいんだそうです。事前に告知画像も作ってくれたので、LINEオープンチャットに投げて告知も行いました。工夫していてすごい!

盛りだくさんの7月いるとこもん、盛り込みすぎて、終わりの片付けがバタバタしてしまったのが大反省です。次回はちゃんと時計を見ます! 見ましょう!


日野市からの助っ人!
東桜子さん

展示パネルの制作

2024年6月28日  いるとこもん -irutoCommom-

戸田市内の不登校当事者、親子組・大人の参加1名、計名の参加でした。

今回は、初めてのお客さんが来てくれました。
小学校低学年のお子さんで、お母さんと一緒にカードゲームを持って遊びに来てくれました。ゲームはまず最初に好きなキャラクターを選ぶところからです。サンリオキャラクターのついたカードだったので、「どのキャラが好きか?」そんなところからも会話が弾み、初めての出会いでもすぐに仲良くなれました。

まだ低学年さんなので、ゲームに負けちゃったときにちょっと調子が悪くなってしまいました。
でも、グッと感情を鎮めようとしている様子がよく分かりました。とっても頑張って気持ちを切り替えて、みんなの楽しい時間を守ってくれました。初めての場所・初めての人達のなかで、一生懸命関係を紡ごうとしてくれているんだなと、その気持ちの動きがとっても尊くて、嬉しく思いました。

図書館で本を選んできてから、またいるとこもんに戻ってきてくれました

お子さんはお留守番でお母さんを送り出してくれたその子のことを話すお母さんが、「〇〇ちゃんが選んだ本と同じ作者さんの本、うちのお姉ちゃんは前は大好きでよく読んでいたんだよ~」と初めて来てくれた〇〇ちゃんに話すと、今日は会えなかった年上のお友達のことに興味をもってくれたみたいです。
いるとこもんがきっかけでお友達の輪が広がるといいな、と思います。

2024年5月28日  いるとこもん -irutoCommom-

これまで、老いと幼なのいるところの居場所名称として使用していた「ぽかぽかサロン」は、戸田東小学校PTAで開催していただいた不登校理解のための講座名をそのまま使用していました。講座で出会った当事者同士が引き続き関係性を育めることを願ったものではありましたが、戸田東小PTAの事業との誤解が生じ、ご迷惑をおかけする恐れがあるため、2024年5月より「いるとこもん -irutoCommom-」と名称を変更いたしました。


戸田市内の不登校当事者、親子1組・親の参加1名、計3名の参加でした。

あいにくのお天気で、前日から予報は夕方から「横殴りの大雨」
今回は元々、「曜日が合わずお休みします!」の連絡をチラホラいただいていたので、無理せず1時間だけの時短開催としました。
今日は早じまい! となったら、みんな怒濤の近況報告です。
パッとしゃべってダッと解散! 1時間ほどして予報通りの激しい風と雨になりました。みなさん日頃の行いが善い!


こういう日は、『捉え方』で何でも変わるものだなと思います。

『3人しか集まらなかった~』と思うか
『参加の予定の人が少ない日にあたってよかったな』と捉えるか

『月イチなのに悪天候でサイアク~』と思うか
『雲間を縫って、仲間に会えた』と捉えるか

事実は変わらないのだから、よい面を見た方が幸せになれる気がします。

降れば大雨なのに自転車に乗って会いに来てくれた参加者のみなさん、会えてうれしかったです。ありがとうございました。
ちょっとスリルがあって楽しかったですね!

2024年4月28日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加3組・親の参加1名、計9名の参加でした。

週末の開催だったのでいつもよりお子さんの参加が多く、賑やかな会になりました。
その代わり出入りも多くて、家族の用がある中で「ちょっとだけ来てみた!」と寄ってくれる、その気持ちが嬉しいなと思いました。

前回の工作が楽しかったので、今回も工作に力を入れてみました!

クルクル回すとシャボン玉みたい!

100円ショップで材料を集めました

手がもう一本ほしい…

大人はキラキラのフィルム折り紙を細く細くチョキチョキ切る係です。こういう手作業をしながらのおしゃべりって、何だか気負いなく話せるから不思議ですね。
子どももまた聞くともなく聞いていて、時々「えー」とか「そうじゃないんだよなー」とか、大人との違いを言ってきます。家の中で1対1だとケンカになるのに、ごちゃまぜで遊びながらだと『そうなんだー』と聞けるのもまたまた不思議。

今度はご飯やお菓子を作って、一緒に食べられたら楽しいかもね!
やりたい事ができました♪

2024年3月28日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加3組・親の参加1名、計5名の参加でした。

春なので、子どもさんとはお花づくりの工作&実験遊びをしました。

和紙を折りたたんで花びらを切り取る、その手順をじっくり考えてから鋏を入れる思慮深さに、「早く早く!」がになっている大人はついつい口を出してしまいがちです。
でも子どもは子どもで『こうしたら、こうなるに違いない』という予想があって、試してみているところなんですよね。
見ているだけの大人の”感覚”の話と、実際に手を動かしている子どもの”身体性”とで、見通し違ってきそうです。
この日工作にチャレンジしてくれたのは「こういう風にしたいから、今この手順でやってるの」と、言葉で説明してくれるお子さんで、『なるほどー、失礼しました!!』 という気持ちになりました。
子どもにはちゃんと理由があるんですね。
(自分の子よりよその子の方が素直に話を聞けるって、不思議…です。 『ちゃんと聞こう!』と少し反省)

ダイソーの実験工作シリーズ

春はまた、進級・進学、そして卒業のシーズンでもあります。

この時期特有の悩みやモヤモヤ、大人達はお互いに聞いて話して、時間を過ごしました。すっきり解決策って見つからないけれど、少しだけでも胸が軽くなったらいいなと思います。

卒業式には行かず証書だけ親が受け取ると決めた親子さん、式に出席するつもりで登校したけど体調が悪くなってしまって参列できなかったお子さん、「不登校を受け入れてくれてありがとう」と伝えてくれたお子さん、色々なご家庭やお子さんのお話を聞かせてもらいました。

嬉しい涙も、がっかりした涙も、どんな感情もありのままに受け止めて、『ああ、今ココが自分の"現在地"なんだなぁ…』と立っている位置を確認する、そんな季節が私たちの"春"なのかもしれませんね。

他の人や他の家庭と比べるのではなく、「ちょっと前の自分(子ども)」と「今の自分(子ども)」の変化を見つめ、その道のりを愚直にたどってきた自分と家族を、ふんわり優しくいたわっていきたいなと、改めて思わせてもらえた時間でした。


春のモヤモヤにからみ、人との距離についても話題になりました。
生活に変化がおきる季節なので、何の悪意もないその他大勢の親の会話が耳に入った時、チクッと胸が痛むことってないでしょうか?

「いつもだったら皆で会うような場面だったんだけど、この春は進学の話題が多くなりそうなので行かないことにしちゃいました」

と、話してくれたお母さん。
ちょっと気が引けるようでも『心を弱めるような機会は避ける・自分を守る』を優先できるって、すごく大事な事だなと思いました。

”私は私、あなたはあなた”

境界線を引くにはちょっと心の元気が足りない時、敢えては近寄らずに『距離を保つ』ということを意識して調整できるって、『すごいなぁ』と思いました。
比べるのではなくて、いいなと思うことは真似しようと思います。「学ぶ」は「真似る」から!


2024年2月28日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校のお子さんを育てる保護者の方 4名 の参加でした。
子どもがいない ぽかぽかサロン は初めての事でした。

 冬はエネルギーが下がるのかな… 
 外に出るのが億劫みたいで…

最近の子ども達の様子をシェアしあいました。
気力が落ちているのは気になります。でも考えてみれば、その子達も「行ってらっしゃい」と送り出してくれたんですよね。
お家が安心な場所ならいいこと、いいこと。
お留守番してくれている子に、ありがとう!

大丈夫、大丈夫。


今回は大人だけだったので、いつもより親の胸の内を話し合える場になったように思いました。

仕事で受けたモラハラ体験の話がありました。
「起きられなくなるし体調悪くなるし、頭がグルグルしてイライラとか不安になったり、ほんとに大変だった。結局仕事は辞めてストレスの元から離れて、しっかり休んでからじゃないと元気は出なかった。」

「”〇〇するべき” とか”〇〇出来ないと価値がない”  って、大人でも言われ続けると辛いものだった、子どもならなおさらかもしれないです。」

不登校の原因に『無気力』って言葉がよく挙がります。
『無気力』は原因じゃなくて結果じゃない? というのも、当事者からはよく聞かれる話です。

 『無気力』から抜けさせてあげるには、どうしてあげたらいいんだろう?
 ゲームや YouTube  ばっかりして過ごすんでいいんだろうか?

毎日、家で子どもを見ていると、そんな問いが胸に浮かんできます。
背中を押のと温かく包むのと、その加減に、毎日毎日の暮らしの中で、ホントにむずかしいですよねぇ…

という、いつものオチ。
でも、一緒に話してくれる人達がいる温かさに元気が出ました!

ご参加の皆さんありがとうございました。

2023年12月20日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者親子参加組、保護者1名 計10名の参加でした。

今回の話題に上がったのは、義務教育が終わった時

子にとっても、支える家族にとっても、所属する場所というものが急になくなり『不安だった』 という話が聞かれました。
それは、高校での不登校が中学校までの不登校と違ってくる部分なのかなと感じます。

どんな年代の子であっても家族以外の大人や友人 斜めの関係接する機会がある事は大きな支えになるのかもしれませんね!

お子さんの成長段階によって悩みや喜び』に少しずつ違いはあるものの、どの年代であっても、周りと比べるのではなく、 その子自身が心の元気を回復して安心できる居場所ができるといいなと思います。

あいパルの中庭 子ども達も安心♪

2023年10月27日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者親子参加4組、支援者1名 計11名の参加でした。

この日は、フリースペースもくれんを彩湖・道満グリーンパークで開催しているハルちゃんが遊びにきてくれました。もくれんで過ごしたことがある子は大喜び! 初めてハルちゃんに会う子も、あっという間に一緒になって遊び始めました。カードゲームをいくつかした後、トランプのカードを使って人狼ゲームが始まりました。

見ていると
「この人数だったらこの役職は2人にした方が面白いよ!」とか「占ってる間はみんなこのポーズみたいなアイデアを、お互い遠慮なしに話しています。

それで思い出しました。
子どもが学校に行かなくなる前のこと、はつらつと過ごしていた頃の公園遊びでは、『夕方の帰りの放送がもう鳴っちゃうよ?! そんないつまでも、遊びのルール決めをやってていいの??』という事がよくあったものでした。今思い返すと、ああしてお互いの「こうしたい」を自由に表現しあえる時間こそが大切な『遊び』であり『学び』だったんだなと思います。

初対面の子が一緒でも、たちどころに自由な場を作ってしまうハルちゃんが本当にすごい!と思ったことでした。

2023年9月29日  ぽかぽかサロン@あいパル

9月のぽかぽかサロン活動報告は、参加者の方がレポートを寄せてくれました。
ありがとうございます!

9月のぽかぽかサロンでは 小学生3名 保護者5名であいパルにておこなわれました。

この日は子どもたちは机を囲んでカードゲームをしました。

最初に来た時には様子をうかがっていた子も、何回かサロンに来てくれるうちにカードゲームの輪の中で楽しんでいる様子がみられました。


子どもたちが囲むテーブルのとなりのテーブルでは保護者が最近思うことなどをお話していましたが、話題はいつしか「どんな学校なら楽しく通えるか」というものになりました。


1人のお母さんが、子どもの頃は体育の授業が嫌だったという話から「体育の内容ももっといろいろあったらいいよね」という話になりました。

  ●  幾つかの種目から自分の好きなものが選べる

  ●  色々な種類の種目を短時間づつ行うことで 自分の得意不得意 好き嫌いがわかるようになる

それから体育の日は休み時間に着替えたり トイレを済ませたり 荷物も多かったので

「今日は一日、『体育だけの日』もよさそうだね」という意見もでました。


体育が苦手な子も、楽しんで体を動かすということができるようになればいいなと思いました。

2023年日  あいパル祭り 戸田東小PTAとコラボ出店

日頃、活動のお世話になっているあいパルの『8才のお誕生日会』が開催され、ぽかぽかサロンと戸田東小学校PTAでコラボ出店をしました。

戸田東小学校の保護者の方々には、ワークショップの資材づくり・前日のブース設営・当日のスタッフとして色々なご協力をいただきました。
資材作りでご協力いただいた方はお子さん連れでお店を訪れてくれて、サロンの子達にとってはよい出会いの機会となりました。

コラボ店の内容は、
日頃の活動中のアクティビティでやった「北欧雑貨のヒンメリ作り」をワークショップに。
サロンの子ども達が作った雑貨販売。
子ども店長が仕切っての「スライム屋台」もやりました。
ブースにはモニターも設置してもらい、サロンの子の自作動画を放映しました。ぽかぽかサロンの紹介動画とともに、会場を訪れる皆さんに見ていただきました。

レジン作品の雑貨は見事に完売! スライム屋台も、一日で70カップ売れました。
やりがいのあるお店になったようで、大人達にも嬉しい一日になりました。

地域の議員さんも遊びに来てくれました

2023年8月20日  全国一斉イベント #不登校は不幸じゃない2023 in 戸田

2018年から始まった夏休み明け直前イベント#不登校は不幸じゃないが、今年も全国47都道府県で開催されました。ぽかぽかサロンは、埼玉県戸田会場としてYouTubeライブのサテライト配信を行いました。
戸田市内の不登校当事者の親子2組・親の参2名、不登校支援者1名 計8名の方が参加してくれました。

登壇者とイベント発起人の小幡さんの対談を聞きながら、参加者でおしゃべりをして交流を深めました。子ども達はスライム作り、オンラインゲームをして遊びました。
会場でとても印象的だったのは、かつて不登校だったお母さんが「元当事者」としてのお話をしてくれた機会でした。同じ会場のスクリーンからも「元当事者」として大人になった人がお話をしてくれていましたが、やはり『あの人は特別な人だから』という気持ちが湧いてしまうのも正直なところ…。ところが、目の前にいるお母さんが! 家庭を築いてお子さんも持たれて、日々の苦労もありながら普通に暮らしている人が!  かつて不登校だったなんて!! という驚き。そして安堵感♡


どんなに偉い人に「大丈夫ですよ」と言われるより、この景色が、何よりも子どもの将来への不安を打ち消してくれるものだと思いました。
ご自身の体験を話してくださったAさん、ありがとうございました!

YouTubeライブの配信、書籍・資料コーナー、子ども達の遊び場で盛り盛りレイアウトの会場でした(汗)

スライム作り♪

2023年7月21日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加組・親の参加名 計名の参加でした。

この日に来てくれた親子さん、嬉しいお知らせを教えてくれました。
ぽかぽかサロンで出会った友達のお家に、先月親子で一緒に遊びに行ったそうです。同じ学年の子同士の交流が広がって良かったです。今一番好きでやっているゲームの事も教えてくれました。最初にぽかぽかサロンに来た時はあんまりおしゃべりできなかったのに、笑顔を見せてくれるようになってとても嬉しく思いました。

今回のぽかぽかサロンではまず、戸田市が10月からの半年間行う給食費無償化に伴って、不登校児童生徒家庭が利用できる助成についての制度案内をみんなでよく読みました。来年の3月までの見通しを記入しなければならないことや、9月末までに申請しなければならないこと、更には、そもそも給食を止めるかどうかがとても悩ましい事などなど、改めて不登校でなかなか言いづらいけれど困っている「お金」にまつわる話題を、参加者で共有しあいました。

最後に、夏休み中と9月のイベントについての話題です。
8月20日(日)に 全国一斉イベント #不登校は不幸じゃない 2023 in 戸田 を開催します。4月のぽかぽかサロンで参加者の方が紹介してくれた本「学校に行かない君が教えてくれたこと」作者の今じんこさん、脳科学者の茂木健一郎さん、オリィ研究所所長の吉藤オリィさんをゲストにお迎えしたオンライン対談を、サテライト会場として上映します。
また、9月2・3日の週末は、あいパル8周年祭に戸田東小学校PTAとコラボ出店します。こちらは、eスポーツ体験・ヒンメリ作りワークショップ・子どもの雑貨販売を予定しています。このお話をしながら早速、ワークショップ資材作りに協力してもらいました。とっても助かりました。どうもありがとう!

ヒンメリ資材作り

折り紙を4つに切ってクルクル
カラフルな紙ストローが勢揃い♪

2023年6月24日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加2組・親の参加2名 計7名の参加でした。

この日は、全日制の高校で不登校になり、全寮制の他県の高校に転校されたご家庭のお話を伺いました。単位制で、お休みが続くとすぐに留年につながってしまう高校の厳しさ、そこで不登校に向き合う家庭のご苦労など、色々と教えて頂きました。(個別のご家庭のお話なので、ここでの共有は控えますね)

中学生のお子さんをお持ちの保護者がお二人いましたので、事前にLINEで質問をいただいていた中学校情報を聞いてみました。
事前にいただいていたのは「〇〇中学は厳しいと聞くが、実際は?」という質問でしたが、その中学にお子さんを通わせていた保護者の方は「それほど厳しくないよ」との言葉。
お話を伺うと、お子さんに合った先生と出会えるかがポイントなようです。
結論、『あたった先生次第かな!』ということに落ち着きました

この日はお子さんも女の子ばかりで、ゆったりまったり、女子会おしゃべりとゲームの時間を過ごしました。

2023年5月25日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加組・親の参加1名、お客様1名 計名の参加でした。

お客様は、戸田市で子どもの居場所づくりに働いている認定NPO法人 Learning for All のSさん。
「こんにちはー」とやって来た途端、フィンランド雑貨ヒンメリ作りに巻き込まれたにもかかわらず、「なんですかコレww」と言いながらもナチュラルにその場に馴染んでくださいました。そしてあっという間に1つ仕上げてしまいました。

手仕事しながらの雑談に時間が過ぎていきましたが、ハッタと気がつきました!
Sさんは、戸田市の他の地域でもぽかぽかサロンが開けないか、場所探しのお手伝いしてくれているのです。それで、どんな活動をしているのか様子を見に来てくれたのでした。「不登校についての話も、ちゃんとしてるんですよ!」と、仕切り直し…

3月31日に永岡文部科学大臣が発表した「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」、令和5年度の「戸田市オルタナティブ・プラン」をみんなで読んでみました。
 色々いいことが書いてある!
 うんうん、すごくいいね
 いいこと言ってるのに、実際は??なのなんでかなぁ・・・

残念ですが
 なかなか理想の通りではなくって当事者の感覚とズレがあるよねぇ、という声が多く、ちょっとがっかりした空気になりました。

でも、ひとまず、「自分一人の違和感じゃないんだ」とホッとできたのは良かったですよね。
親の安心が家族の安心の素!
元気を補充して、また毎日の暮らしに戻ります。

参考資料

文科省発表のCΟCΟLΟプラン

誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」

https://www.mext.go.jp/content/20230418-mxt_jidou02-000028870-cc.pdf

戸田市の「令和5年度 戸田型オルタナティブ・プラン

https://www.city.toda.saitama.jp/uploaded/attachment/59820.pdf

4月教育委員会資料 P.16 ~34

今回のアクティビティ

折り紙をクルクル巻いてカラフルな材料に

2023年4月21日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加4組・親の参加1名、計9名の参加でした。
当事者家族同士「みんなはどうしてる?」と、日常の困りごとについて聞き合いました。今回は、事前のアンケートでみんなの困りごとのランキングを調べてあったので、上位5件のテーマについて情報共有しました。(下のコメント枠、左上の数字がランキング順位です。スクロールすると13件のみんなの困りごとが見られます。)

当事者家庭の困りごとランキング

☹︎  ぱれっとルーム・room-Kの体験談ある?
残念ながら「覗いた事がある」程度の人だけで、体験談はありませんでした!

☹︎  受けられない定期検診、どうしてる?
他県の情報で、「『定期検診を学校で受けられなかったので民間の医療機関で受診してください』という書式がもらえて、医療費なく受診し、書式のなかに記入してもらった医師の所見を学校に提出した。」という事例紹介がありました。
不登校の子ども取りこぼされずなおかつ子どもに心身負担なく学校に行っている子と同じように福祉サービスが受けられるようになるといいですね。

☹︎  学校がわりの機会、お金のやりくりは?
学校の代わりにと、フリースクールや習い事・体験などにどうしてもかかってしまう「お金」
「経済的にも精神的にもギリギリになった時、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の方に支えてもらいました。利用できる制度につなげてもらって、手続きのサポートもしてもらえました。」という体験談がありました。子どもの不安が大きい時、親が追い詰められてしまった時、普段なら何でもない手続きが全く進められないことがあります。戸田市の制度なので、他にも利用できる人がいるかもしれません。
ご関心のある方は、CSW連絡先をいただいたのでご連絡いただけたらおつなぎできます

☹︎  メディアとの付き合い方&声かけの仕方は?
今回の参加者の話し合いでは、「休養の期間、不安を紛らわすためにゲームなどは必要なものだった」「親子で一緒にゲームをしていて共通の話題があってよい」「ゲームやYouTubeの中で色々学んでいる」という肯定的な意見が多めでした。とはいえ、「そればかりでいいのか、教科学習をするべきではないか」「目や姿勢に悪影響がありそう」など、心配だからこそ揺れる親心を打ち明けあう場面もありました。
子どもの “今” を肯定するまでに、みんな色々な葛藤があってこの場に来ているんですよね(涙)

☹︎  夫婦間の価値観のズレ、家庭内でどう対話を?
一言では、なかなか言い表せないものがありました(苦笑)
ぜひご参加のうえ、リアルでお話ししあいましょう♪

色々な話が出ましたが、一つ大事なことを確認し、心に留めるようにしようと話し合いました。
それは、女親も男親も子どもの幸せを願っているということ
だからこそ、これまで生きてきた経験から形作られた価値観で言動や行動をとってしまっているのだから、お互いに尊重できるようにしなければと思いました。

参考資料

「この本どう?」 
持ち寄った本の貸し借りをしました♪

★★★発売3日で重版!★★★
Amazonランキング1位
いじめ・不登校 2023年4月15日

発売されたばかりの本です。
「マンガなので隙間時間に読みやすいです」とのこと。インスタでも一部読めるそうです♪

不登校の子どもを持つ家庭でよく読まれている本とのことでした。2022年2月出版、amazonレビューがたくさん!

テレビやニュース、YouTubeで見るあの人やこの人、「え、学校に行けてなかったんだ?! 」という子ども時代を持つ人が何人もいたそうです。
ゲームの攻略本のようなデザインで、子どもが読んでも楽しめるかもしれないと思いました。自然に手に取って、『学校に行かなくても大人になれる』と、勇気が出たらいいな。

今回のアクティビティ

簡単 糸かけ曼荼羅

厚紙で作った円の外周に素数の数だけ切り込みを入れて、同じ数だけ目を飛ばして、ただただ糸をかけていきます。
すると!綺麗な模様が浮き上がってきます。
手仕事しながらのお話は、少しだけ気持ちが楽になるような気がします。

2023年3月30日  ぽかぽかサロン@あいパル

戸田市内の不登校当事者、親子参加4組・親の参加1名、計9名の参加でした。
新学期をひかえての心配事が、今回の話題となりました。

新学期に向けた保護者の 悩み と 解決のヒント

子どもたちの教材費や給食費をどうするのか、新しい先生への配慮事項の引き継ぎ、その伝え方  などなど、新学期に向けて保護者が感じる不安は様々ありますが…

今回のサロンでは、「引き継ぎしてもらえると思いこんでいると、後でトラブルになってしまうこともある」という体験談も紹介され、「年度初めには改めて伝えた方が安全だね」という事を確認し合いました。

よくある困りごとについて、解決のヒントもセットにしてリストになっているフォーマットがネット上や書籍付録にあるので、こうした便利グッズ?を上手く利用しながら、学校とは対話していける穏やかな関係で付き合っていけたらいいね、と話し合いました。

みんなの感想

参考資料

学校依頼文フォーマット

NPO多様な学びプロジェクトが作った、家庭の方針を文書にして、学校に伝えるためのフォーマットです。学校と面談する時に使うと考えが整理されるので便利です。学内で情報共有しやすいと先生からも好評で、教育委員会から学校に薦める自治体も出てきています。

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不登校 ~親子のための~ 教科書

不登校支援で全国的に大きな働きをしているNPOカタリバが、今年の2月に出したばかりの本です。子どもの成長に寄り添えるような環境をどう整えていけばいいのか、最新の調査結果や文科省の方針なども盛り込みつつ、家庭に具体的なアドバイスを示してくれています。職員室に置いて、先生方が参考にしてくれる学校も出てきています。
この本の巻末にも、学校と話し合う時に便利な一枚もののフォーマットが付いています。
https://book.katariba.online/ 書籍情報

今回のアクティビティ

オリジナルポストカード作り

消しゴムハンコでポストカードを作りました。
お姉ちゃん手作りのポケモンのハンコを使わせてくれたYちゃん、ありがとう♡

2023年2月25日  戸田東小PTAとの協働 ~60周年記念植樹祭~

植樹祭 撮影用看板

戸田東小学校創立60周年を記念して、PTAとおやじの会が5本の記念樹を植樹しました。この植樹祭で使用した撮影用看板を、ぽかぽかサロンに参加のお子さんが制作してくれました。

当日は少し風が強かったものの好天に恵まれ、児童・保護者あわせて200名ほどの参加となり、盛況のうちに開催されました。
植樹された5本の木にちなんだ問題の謎解き大会も行われ、こちらの問題作りにも、ぽかぽかサロン参加のお子さんのアイデアが生かされました。
戸田東小学校PTAのホームページに、当日の様子とぽかぽかサロンの子ども達の作品が紹介されています。
https://sites.google.com/view/todahigasi-pta/

子ども達の活躍の場を用意してくれたPTAの皆さんに感謝です!

2023年2月12日  ぽかぽかサロン@あいパル

イベント資材の制作

小学校から資材をいただき、「戸田東小学校60周年記念植樹祭」の記念撮影用看板の制作をしました。イベント企画案もとびだして、子ども達の発想力・創造力に助けられました。

戸田市内の不登校当事者、親子参加組・親の参加名、計10名の参加でした。

戸田東小学校の60周年記念植樹祭が2月25日に開催されるので、ぽかぽかサロンの子ども達で記念撮影用の看板を作ることになりました。小学校から厚紙や色紙などの資材もいただきました。
厚紙で制作するとの予想を裏切り、緩衝材と布で可愛い看板ができました。動画制作の企画ももちあがり、子ども達の「やりたい!」が素敵なイベントの実現につながりそうです。

その様子を見ながら、親は家庭での学び、特に絵を描くことについて話をしました。

2023年1月30日  戸田東小PTAとの協働

不登校理解の資料を全家庭配布

小金井市の不登校支援団体と小金井市教育委員会が協働して作成したプリント、『「子どもの幸せ」を学校とともに考えるための道しるべ』を、すべての家庭の安心のためとの推薦文をつけて、全家庭に配布してくれました。
配布したプリントの半折り作業に、不登校当事者家族が協力しました。

2023年1月27日  ぽかぽかサロン@あいパル

広いのに すみっコ

子どもって、どうしてすみっこでギュッと集まって遊ぶんでしょうね笑
この後、あいパルの中庭で追いかけっこをして走り回っていました

PTA協力

『「子どもの幸せ」を学校とともに考えるための道しるべ』、両面印刷の900部を半折りする作業をしました!
戸田東小の全家庭配布のお手伝いです

戸田市内の不登校当事者、親子参加3組・親の参加2名、計8名の参加でした。

親と子ども達で一緒にカードゲームをしてから、子ども同士と親同士で過ごしました。

親は日頃の困りごとをシェアしあいつつ、少しだけ、不登校の子/普通の子 と分けることについて、考え合う場面がありました。
振り返るとそれは、「インクルーシブ教育」についての対話だったのだと思います。

今年度、戸田市の全小学校に「ぱれっとルーム」という名前でサポートルームが展開されていますが、お子さんが利用しているという2家族から話題の提供がありました。
S小は、本人のやりたいことをやらせてくれる雰囲気があり、レゴをやったりしたそうです。
T小は別室で勉強しているという雰囲気で、課題やドリルをしているようです。
各校ぱれっとルームの雰囲気は、担当の先生によって異なるようです。先生方も模索中なのかもしれませんね。

その流れで、T小の以前の校長先生の話になりました。
不登校に理解がある校長先生で、ぱれっとルームは子ども達にとって居心地のよい場所だったそうです。ところが、「あそこの教室に行きたい」と言う子が多くなり問題になってしまい、利用制限の方向になったようだ、との話でした。

学校でしんどい場面で休める場所に行ける事、逆にエネルギーがたまったら学級に戻れる事、この状態の行き来が自由にできることが大事なんじゃないだろうか


不登校の子/普通の子 と分け、その間に境目があることが、休み始めた子は戻りにくく、疲れ始めた子が休みにくい、子どもに無理を強いる仕組みになっているのではないか? 


これだけ不登校の子の数が増え、誰にでも起こりうる事であるなら、休息の大切さをもっと大事にしたらいいのに

こういった話がでました。

日野市の小学校では、誰でもいつでも、先生に断ればお休み部屋に行って休める仕組みだそうです。

そういった事例についても考えながら、900枚のプリントの半折り作業、無事に仕上げることができました!

2022年 12月19日   ぽかぽかサロン ~学校への行きづらさを考える会~


戸田市立戸田東小学校PTAのみなさんに呼んでもらいました

 戸田市内立戸田東小学校のPTAが、不登校や行きしぶり・学校への行きづらさを抱える子どもと保護者の皆さんの不安や悩みに応えて、「学校への行きづらさを考える会」を開催してくれました。

 代表 久保田が、不登校には段階がある事や休養が認められている事など保護者が知っていれば安心できる不登校の基礎知識と、地域や学校で受けられる具体的な支援などについてお話をしました。
お子さんを家に置いて学校に出向くのが難しい保護者の方も参加できるようにと、会場とオンラインのハイブリッドで開催してくれたPTAの皆さんの心遣いからも分かるとおり、いたわり合う気持ちの溢れる会でした。保護者同士が連絡先を交換する機会ともなりました。

 「一回で終わらせずに、継続的に開催したい」と、PTA執行部の皆さんからの声をいただき、保護者の方や当事者のお子さん達が安心して居られる場所がこの小学校の地域に育まれるといいなと思いました。引き続き関わらせていただきたいと思います。

2022年 12月16日   戸田市 不登校家族&当事者交流会 キックオフ

LINKAGE
リンケージ

みんなの指と指、全部がスティックでLINKしたらクリアです。
息を合わせて!

ドブル

どのカードを付き合わせても、必ず同じ柄が1つあります。早く見つけられた方が勝ち!異年齢同士でも遊べるカードゲーム.

戸田市在住の不登校家族と子どもで、初めて集まってみました。
親子参加2組・親の参加2名、計6名の参加でした。
まずは子ども同士に大人が混じって、本気の遊びをしましたよ!
そのあと、子ども同士はゲームをして、大人達は家での暮らしぶりについて話をしました。

2018年 7月 23日  ロボットが買い物お手伝い 秋田イオンモールで体験会

「どこかな」

肩のりロボットから
おばあちゃんの
声がするよ

「そこですよ」

スマホ画面に、ロボットが
見てる映像が映し出されるよ

BODY SHAIRING ROBOT  ”NIN_NIN” を使った買い物支援体験会

運転免許返上で、自由に買い物ができなくなって悲しんでいた一人の老婦人がいました。
彼女を元気にするために町内の子ども達と一緒に計画し、町内会も協力してくれて、
イオンモールのジェネラルマネージャーも一肌脱いでくれました。

そして、東京から、
ロボットが2台やってきてくれました。

秋田県最大のイオンモールを会場に、
ボディシェアリングロボット NIN_NIN(ニンニン)を使った
高齢者の買い物支援体験会を行うことができました。


SPECIAL THANKS:
 BODY SHAIRING ROBOT NIN_NIN  https://bodysharing.net/